【丹後半島】釣行記:最後に会心の当たり メバル22センチなど9匹

2019年03月14日

 釣り好きの先輩に連れられて、初めて京都府北部の丹後半島まで足を延ばした。狙いは、水が冷たい春先にこそ釣れるメバル。技術も知識も乏しいが、アドバイスを受けて最大22センチなど9匹を釣ることができた。煮付けにして食べると、これまた絶品で、魅力を存分に味わえた。

 2日午後5時ごろ、丹後半島の先端近く、伊根町の蒲入漁港に着いた。天気は良く、風も気にならない。お目当ての防波堤は、幸い誰もおらず、初心者には持ってこいの環境下で釣りができた。

 餌はシラサエビ。釣れ始めるのは日暮れ時からということだが、のべ竿にウキ釣り仕掛けをセットして、「試しに」と本命のポイントに仕掛けを落とすと、すぐに可愛らしいサイズのメバルが上がった。

 入れ食いの予感がしたが、その後は、ぽつりぽつりと小ぶりサイズが釣れるだけ。あまり食い気がなさそう。期待できる薄暮の時間も過ぎて、辺りは真っ暗になった。このまま帰るわけにはいかないと、ウキを調整してたなを変えるなど試行錯誤して粘るも、釣果は13-16センチの8匹。

 もうそろそろ終わりかと思い始めた午後7時40分ごろ、先輩のアドバイスを受けて、本命ポイントから少し外れた所に餌を落とした。すぐに電気ウキが沈み、合わせると、これまでと違う強い引き。慎重に抜き上げると、ひと回り以上大きな黒メバルが堤防上にはねた。最後の最後に会心の当たりと引きを体験でき、うれしさいっぱいで帰路に就いた。

 その日のうちに魚の下処理をしておき、翌朝、煮付けにした。しょうゆ、砂糖、ショウガなどで味付け。見た目は上手にいかなかったが、味は申し分ない。すぐに家族でたいらげた。     (駿)

 

週末と祝日の舞鶴湾の潮位

 【16日】満潮=21時4分(11センチ)▽干潮=4時33分(マイナス12センチ)

 【17日】満潮=13時45分(7センチ)、22時31分▽干潮=5時45分(マイナス14センチ)、17時37分(6センチ)

 【21日】満潮=1時52分(16センチ)、15時(10センチ)▽干潮=9時8分(マイナス14センチ)、21時3分(マイナス7センチ)

 

写真=22センチ(左下)のメバルが釣れて大満足

Tweet
京都北都信用金庫
大嶋カーサービス

 

「きょうで満一歳」お申し込み

24時間アクセスランキング

著作権について

このホームページに使用している記事、写真、図版はすべて株式会社両丹日日新聞社、もしくは情報提供者が著作権を有しています。
全部または一部を原文もしくは加工して利用される場合は、商用、非商用の別、また媒体を問わず、必ず事前に両丹日日新聞社へご連絡下さい。