“眠っていた人形起こして”牧野さんが久々の舞台 きょうと北部演劇まつり
2026年07月21日 のニュース
第29回きょうと北部演劇まつり(実行委員会主催)が8月9日午後1時から、京都府福知山市夜久野町額田の夜久野ふれあいプラザで開かれる。10年以上を経て、久しぶりに舞台復帰する男性が人形劇を披露するほか、市内の演劇サークルと家庭文庫・人形劇グループが初めてコラボ。この日限定の演目を用意するなど、見どころ満載で楽しませる。
久しぶりの舞台に立つのは、和久市町に本店を構えるマキノ眼鏡店の代表取締役、牧野公一さん(67)。
大学時代に人形劇団の研究所に入り、脚本と人形作り、操作方法を学んだ。その後は、地元・福知山で自主公演を定期的に開催。さまざまなイベントにも呼ばれ、オリジナルの人形劇を披露し、精力的に活動していた。
しかし、仕事が忙しくなるなどして活動を休止。そのまま10年以上が過ぎたが、同まつりのスタッフから出演の声が掛かり、「地元文化の発展に協力できるなら」と快諾した。
自宅倉庫に長く眠っていた人形たちを起こし、今年の春から人形の手直しや演目の確認など、本格的に準備を開始。当日は人形をつり下げて操るマリオネット形式で、『老人とサックス』『花売りのおばあちゃん』などの自作小品集を届ける。
牧野さんは「長いブランクがあって、やれるんやろかと思いながらですが、出演するからには良い舞台にしたい。少し滑稽だったり、ちょっぴり物悲しかったりする作品たちをお楽しみに」と意気込んでいる。
さらにまつりでは、福知山演劇サークルわっぱとみかんの木文庫(仲野恵子代表)が、初めてタッグを組む。これまで別々に参加していた2組が、この日のためだけに用意した脚本『飛び出した人形たち』を一緒に演じる。
わっぱは6人、みかんの木文庫は4人が出演予定。6月26日から合同での打ち合わせを始め、計5回の練習を積んで挑む。2組のメンバーたちは「人形と人間が絡み合う内容で、どんな化学反応が生まれるのか、ぜひ見届けてほしい」と話している。
狂言やジャグリングほかにも多彩な催し
また大蔵流狂言師で茂山家当主の茂山千五郎さん、増田浩紀さん、井口竜也さんが狂言『口真似』を演じるほか、篠笛と太鼓の「刻ノ音」とジャグリングの酒田しんごさんの共演も。プログラム終了後には、酒田さんによるジャグリング体験会も行う。
入場料は前売りが大人1千円(当日500増し)、中高生500円(当日200円増し)、4歳~小学生の子ども300円(同)。チケットは夜久野みらいまちづくり協議会、三和地域協議会、大江まちづくり住民協議会などで扱っている。
写真(クリックで拡大)=10年以上を経て舞台復帰する牧野さん
写真(クリックで拡大)=わっぱとみかんの木文庫が初めてのコラボに挑む









