親の不安解消し就労支援 認可保育園が病児保育室オープン
2026年05月11日 のニュース
手ぶら登園も 24時間予約
京都府福知山市市の谷で小規模認可保育園を運営する合同会社おとのもり保育園(桐村操理事長)は、11日から同園内に病児保育室「こころのもり」をオープンする。市内の認可保育園では初となり、入園していない子どもも利用できる。手ぶら登園、24時間の予約体制、病後児も含めた幅広い受け入れなど、働く親子が安心できる環境を支援する。
病児保育は、病気で子どもが保育所や学校へ通えない時に、仕事が休めない保護者に代わって、看護師・保育士が子どもを預かる支援制度。
こころのもりは、まだ少ない市内での病児保育の受け皿の一つとなり、保護者の不安を解消し、子育てと就労の両立を支援しようと開設。0~2歳児を預かるおとのもり、あいのもり両園があるビルの2階に設ける。
対象は福知山市か綾部市在住で、生後6カ月~小学6年生の体調不良児、病児、病後児。他園の園児も利用できるほか、医療的ケア児の受け入れも可能となっている。
保育室は約58平方メートルと広く、感染症児が休めるベッドを配置するほか、回復期の病後児や非感染症児がリラックスして過ごせるように遊具も備える。保育士と看護師が常駐して体調管理や二次感染の防止を徹底し、急な体調変化にも園医と連携して対応する。
また、弁当などが持参不要な「手ぶら登園」を実施する。準備するものは薬や着替えなど必要最低限でよく、昼食やおやつ、おむつなどは施設側が用意し、保護者の負担減をめざす。
予約受け付けはウェブサービス「テオテ」を導入。かかりつけ医に、診察時に記入してもらった「病児保育利用連絡票」の写真を提出すれば預けることが可能となる。スマホなどから24時間予約可能で、夜中の急な体調不良時などにもすぐに申し込むことができる。
開所は平日の午前8時30分~午後6時。定員6人で、利用料金は、開設1年間は福知山市在住が一日1千円、綾部市在住1500円、在園児500円。
こころのもり室長で看護師の後藤瑠美さんは「ここに来てよかったと思ってもらえるよう、子どもの体のケアだけでなく、親子の不安や疲れを軽減する『心のよりどころ』になりたい。ぜひ利用してもらえたら」と話している。
写真上(クリックで拡大)=子どもの状態に合わせてサポートする
写真下(クリックで拡大)=こころのもりの保育室










