【京都府知事選挙】盤石の戦いで現職の西脇氏が3選 新人2人に大差つける

2026年04月06日 のニュース

 任期満了に伴う京都府知事選挙は5日に投開票された。無所属現職の西脇隆俊氏(70)=自民、立憲民主、国民民主、公明、中道改革連合推薦=が41万2583票を獲得し、諸派新人の浜田聡氏(48)、無所属新人の藤井伸生氏(69)=共産推薦=を破り、3選を果たした。

 24年ぶりに3人以上が立候補した知事選だったが、投票率は37・43%で、2022年の前回より0・15ポイント下がった。浜田氏は18万1998票、藤井氏は14万9330票。

 西脇氏は与野党と経済界、市町村の各団体などから多くの支持を得て、2氏にそれぞれ20万票以上の差をつける盤石の選挙戦だった。

 西脇氏は「活力ある京都をつくる会」を選挙母体に、豪雨災害や新型コロナウイルス、鳥インフルエンザなどの対応に尽力した2期8年の実績を強調し、府政の継続・発展を主張した。

 公約のキーワードには「安心」「はぐくみ」「輝き」の3つを挙げ、「子育て環境日本一」のさらなる推進、全国トップレベルの危機管理体制の構築、産業創造など、『わくわくする京都』の実現を訴えてきた。

 選挙運動期間中の3月22日には福知山で個人演説会を開き、「交通結節点で利便性ある福知山の強みを生かし発展させていきたい」と語っていた。

 浜田氏はSNSや動画配信サイトでの発信に力を入れて、減税や規制緩和による企業誘致、現役世代の手取り増などを訴えたが届かなかった。藤井氏は社会保障の充実を軸に、北陸新幹線延伸計画への反対などを掲げ、支持拡大を図ったが及ばなかった。

訴えた政策を着実に 西脇氏が決意語る
関係者から期待も


 5日午後8時すぎ、当選確実が伝えられた西脇氏は、京都市下京区のホテルで関係者らと喜びあった。「訴えた政策を着実に実現し、選挙期間中に各市町村を回るなかで、多くの方から寄せられた声を受け止め、全身全霊で府政運営に取り組んでまいりたい」と、3期目の決意を述べた。

 ホテルへ駆けつけた福知山地域対策責任者を務める家元優府議(70)は「2期8年の実績が高く評価された圧勝。府域の均衡ある発展と『わくわくする京都』の実現に向けてまい進していただきたい」と期待していた。


写真(クリックで拡大)=当確後、決意を述べる西脇氏(5日)

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