認知症に関する相談窓口「知らない」半数超 高齢者らへのアンケート
2026年03月30日 のニュース
福知山市高齢者対策協議会(夜久豊基会長、委員23人、事務局・市高齢者福祉課)の今年度3回目の会合が26日、京都府福知山市内記のハピネスふくちやまで開かれた。高齢者や介護保険サービス事業所を対象に行ったアンケート調査結果を報告。高齢者福祉の基本方針となる第11次高齢者保健福祉計画(第10期介護保険事業計画)案の策定に向け、委員が意見を出した。
保健、福祉や医療関係者ら23人でつくる同協議会は、現計画の進ちょく状況の確認や、2027~29年度の3年間を計画期間とする次期計画案の策定をめざして定期的に会合を開いている。
要介護1~5を除く65歳以上の高齢者(要支援1、2含む)を対象にした介護予防・日常生活圏域ニーズの調査アンケートは、調査業務を受託した東京商工リサーチ福知山支店の担当者が、主な質問に対する結果を抜粋して報告。認知症に関する相談窓口を知らない割合が過半数を占め、「必要なときに相談先へつながりにくい状況がある」といった課題や、日常生活において雪かきや草引きなどが困り事の上位を占めている現状などについて説明した。発送数は5130人で回収率は63・1%だった。
訪問介護など事業所へのアンケートは、62事業所に発送し、回収率は66・1%で、高齢者福祉課の職員が説明。厳しい経営状況や訪問看護など利用者ニーズに応じられていないサービスがあるなどの実態が示された。
委員からは、介護職と同様に、看護師不足も深刻なこと、移動支援サービスの拡充を求める意見なども出された。
次期計画案は26年度中の策定をめざす。
写真(クリックで拡大)=あいさつする夜久会長









