中六人部の山林でドローン使い救助訓練 市消防本部
2026年03月22日 のニュース
福知山市消防本部は19日、京都府福知山市中六人部地区内の山林で、ドローンを使った山岳救助訓練をした。消防職員約20人が参加。ドローンには人の体温が感知できる赤外線カメラやスピーカーなどが搭載されていて、テレビモニターに映し出された現場の様子を見て、要救助者の見え方、救助活動の手順などを確認した。
ドローンは今年度に購入したもので、これを活用した山岳救助訓練は初めて。救助技術の向上などを目的に実施した。
山の中で助けを求める人の声が聞こえる-との想定で訓練し、ドローンで捜索を開始した。職員は正常に作動するか、木などの障害物がないかなど念入りにチェックしながら、最大約150メートルまで上昇。熱源を探知できる機能などを駆使し、要救助者を発見した。スピーカー機能で「けがはありますか。あるなら右手を、なければ左手を挙げて下さい」などと質問したり、「いま、救助隊が向かっています」と状況を伝えたりしていた。
別の職員は雨のなか、倒木や張り出した枝木などに注意しながら救助資機材を持って斜面を駆け上り、要救助者の元へ。担架に載せ、ロープと担架を結ぶなどして足元に気を付けながら慎重に下降し、声を掛け合い、無事に救出した。
指揮隊長を務めた福知山消防署警防課の牧野孝昭・消防司令補は「ドローンを活用した山岳救助訓練は初めてで、温度を感知する検索の効果が確認できた」といい、救助隊長で同課の岸本悟・消防士長は「救出経路や救出方法をより安全、確実に判断していく必要がある」と話していた。
今後もドローンを使った訓練を実施していく。
写真上(クリックで拡大)=操作してドローンを上昇させた
写真下(クリックで拡大)=担架に載せて下降する職員










