未公開資料を加えてリニューアル 大江町の大雲記念館郷土史料室/京都府福知山市

2026年03月21日 のニュース

 京都府福知山市は大江町北二、府指定有形文化財・大雲記念館(旧平野家住宅)の郷土史料室をリニューアルした。同館所蔵の未公開資料を新たに加え、地域の歴史などを分かりやすく紹介している。

 大雲記念館は江戸時代に、この地で酒造りと舟運で財を成した平野家が明治42年(1909)に建てた母屋を改修した施設で、平成7年(1995)に旧大江町に寄贈され、翌年地域交流の場として改修された。郷土史料室もこの時期につくられた。

 館内の1階土間の西側にあったみそ小屋を改装して設置されたもので、広さは約40平方メートル。これまで室内には市が所有する福知山や大江町、平野家に関する資料を展示していたが、平野家がかつて所有していた江戸末期から昭和初期にかけての古い資料が大量に残っていて、これらを順番に公開していくことにした。

 展示品は約100点あり、このうち今回入れ替えた資料は約60点。和式の燭台、洋式の石油ランプ、電灯スタンドや蓄音機、真空管ラジオなどの家庭用品のほか、旅行先で購入した観光パンフレット、絵ハガキなどもあり、時代の移り変わりが分かるよう展示している。また、平野家の当主が書いた俳句や詩なども加わった。

 これまで展示していた嫁入り用の駕籠や船札、塩販売の許可証なども置いている。市役所大江支所は「今後は残された膨大な資料を時代や季節、地域ごとに展示していくことを考えています。展示方法については、市民や来館者らの意見も参考にしたい」と話している。

 大雲記念館は入館有料で予約制。月曜休館。申し込み、問い合わせは市役所大江支所、電話0773(56)1102へ。

 写真(クリックで拡大)=展示品を入れ替え、リニューアルした郷土史料室

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