北近畿全体で国際観光地に 芸術文化観光専門職大の平田学長が講演

2026年03月19日 のニュース

 京都府福知山市東堀、福知山サンホテルの扇ホールで15日、兵庫県豊岡市の芸術文化観光専門職大学の平田オリザ学長が特別講演した。「北近畿を日本一の観光地に!」がテーマで、芸術・文化を軸にした観光振興策について話し、「北近畿全体で国際観光都市への発展を」と力を込めた。

昨年、同ホテルは40周年、同ホールは10周年を迎えたことを記念し、運営するむらいち(村上裕子社長)が企画した。

平田学長は、日本が安くて安全な旅行先として、世界中から何度も旅行に来る場所になりつつあるとし、「有名な観光地を訪れるだけでなく、食や文化を求めて細かな場所にも立ち寄るような旅行の仕方に変わってきている。そこで大切になってくるのが、滞在先として選んでもらうことです」と説明した。

観光客の消費額は、夜間が昼間の7倍ほど多くなるデータがあることにも触れ、訪れた人が夜間に家族で安心して過ごせる繁華街、体験型コンテンツが求められていることを伝えた。

自身が始め、国内外から多くの人が訪れるイベントに成長した豊岡演劇祭も紹介しながら、「地域全体で回遊性を生むような仕組みづくりを進めることが大切です。観光は文化の総力戦。海外から見れば丹波、但馬の区別はあまりなく、観光や滞在先に選ばれるためにも一体となった知恵と熱意が必要です」と呼びかけた。

このあと、平田学長や福知山公立大学の山本吉伸教授らによるパネルディスカッションもあり、地域の観光振興策の展望などについて意見を交わした。


写真(クリックで拡大)=観光施策で芸術や文化の重要性を伝える平田学長

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