耕作放棄地を野菜畑に! 大江町で「みんなの農園」栽培計画
2026年03月15日 のニュース
15日に蓼原でジャガイモ植え
京都府福知山市大江町の住民自治組織、大江まちづくり住民協議会(岡野和樹会長)は、町内で増加している耕作放棄地で、大勢が集い野菜を栽培する「みんなの農園」づくりの計画を立てている。15日には実証実験として、同町蓼原の畑でジャガイモの種イモを植える。将来的には町内の他の地域でも栽培を広げていきたいという。
町内では近年、農家の高齢化や後継者不足などが原因で耕作放棄地が増加。農地が放置されると食料自給率の低下だけでなく、雑草の繁茂や害獣のすみかになるなど、自然環境への影響も懸念される。
大江まち協は、そうした現状に危機感を持ち、耕作放棄地の有効活用を目的に、みんなの農園づくりに取り組むことを決めた。
農家の会員の指導のもとで栽培し、収穫した野菜は参加者で分け合い、市内の子ども食堂への提供も考えている。
15日は午前9時から、会員や蓼原地区の住民でつくるみんなの農園準備委員会が主催し、蓼原橋すぐそばの畑(約10アール)で実証実験をする。小学生から83歳までの約30人が参加して、ジャガイモの種イモを植え、6月に収穫する予定にしている。
5月には同地区内の別の耕作放棄地でサツマイモの栽培も計画。今後、蓼原にある数カ所の耕作放棄地でネギや大根、タマネギなどを植えていく。
取り組みが軌道に乗れば、大江まち協のプロジェクトとして規約を整え、町内の耕作放棄地の実態調査を行い、栽培を広げていきたいとしている。
大江まち協の仁張衛副会長(70)=蓼原=は「耕作放棄地の所有者にとっては、必要とされる草刈りをしなくてよくなるため、喜ばれるのではないかと思います。多くの人たちに栽培に参加してもらい、町内への移住・定住促進にもつながればうれしい」と願っている。
写真(クリックで拡大)=15日にジャガイモの種イモ植えをする畑









