全国高校生パンコンテストで優秀賞 福知山淑徳3年生の田畑柑菜さんの「和結び抹茶あんぱん」
2026年02月14日 のニュース
渡邊生さんは入賞
「第20回全国高校生パンコンテスト」で、京都府福知山市正明寺の福知山淑徳高校調理系列3年の田畑柑菜さん(氷上中出身)が優秀賞に選ばれ、1年の渡邊生さん(伊根中出身)が入賞した。ともに地元食材をふんだんに使った作品で挑んだ。
コンテストは静岡県伊豆の国市で開かれる「パン祖のパン祭」(実行委員会主催)のメインイベントとして1月17、18両日に開催。全国31校241点の応募があり、予選の書類審査を通過した24人が実技、プレゼンテーションの最終審査に臨んだ。審査では最優秀賞、優秀賞、特別賞、入賞を決めた。
2人は地場の材料を使用する「地産地消部門」に出品。最優秀賞に次ぐ優秀賞(審査員特別賞)を受賞した田畑さんの作品「和結び抹茶あんぱん」は、福知山産の抹茶を練り込んだクッキー生地で、地元の兵庫県丹波市の名産・丹波大納言小豆を包んだ。「生まれ育った丹波と学校がある福知山の二つの良さを知ってもらいたい」と考案したという。
また中に餅を入れ、より味と食感を楽しめるように工夫しており、見た目は抹茶をイメージした茶葉の形に仕上げ、表面にまぶしたざらめ糖で葉に落ちる滴を表現。本番では6時間の制限時間の中、わずか3時間で完成させ、「手際が良い」と評価を受けた。
昨年も同コンテストで優秀賞に選ばれた田畑さんは「今年も最優秀賞にあと一歩届かず悔しさは残りますが、3年間の集大成となる作品ができ、評価されたことはうれしい」と喜ぶ。
入賞した渡邊さんの作品は、かわいらしいカボチャの見た目をした「かぼっこめパン」。農家である実家で栽培するカボチャ、タマネギ、トウモロコシなどをたっぷり使ったシチュー風味のパンで、野菜が苦手な人でも食べやすいものをめざした。
淑徳高に製パンの授業はないが、田畑さんは自主的に自宅で3年間パン作りに励み、4月からは製パン工場で働く。「まだまだ未熟ですが、今後もいろいろなパンのアイデアを出したり、パン作りに携わっていきたい」と話し、パン作り初挑戦だった渡邊さんは「もっとパンについて知りたくなりました。来年リベンジしたい」と意気込んでいる。
写真上(クリックで拡大)=受賞を喜ぶ田畑さん(右)と渡邊さん
写真下(クリックで拡大)=田畑さんの「和結び抹茶あんぱん」









