鉄道管理局誘致の舞台裏 図書館で公文書など展示
2026年02月07日 のニュース
京都府福知山市駅前町の市立図書館中央館2階で、第24回ロビーで文化財「祝う、支える、走り続ける-福知山と国鉄を結んだ昭和の記録」が開かれている。1950年に設置された福知山鉄道管理局をめぐる誘致運動や祝賀行事の様子など、福知山と鉄道の歴史を伝える公文書を含む資料6点を展示している。15日まで。市教育委員会、福知山公立大学地域経営学部の小山元孝研究室主催。
市と同大学は2023年度から、明治~昭和30年代の公文書調査を進めており、展示中の「福知山鉄道局設置運動一件」「準急気動車鉄道債引受一件」は、その過程で新たに確認されたものだという。
鉄道局の誘致運動については、市制施行50周年記念誌などでも紹介されているが、今回の調査で、その元となった文書の存在が明らかになった。
公文書には、1949年に旧国鉄が鉄道管理部を廃止して鉄道局を新設する際、福知山は当初の計画案からは漏れていたが、市民の署名や市長らによる陳情書提出などにより、翌年6月に設置が決定。祝賀行事では住民による提灯行列や花火の打ち上げ、商店街で記念大売り出しが催されるなど、市を挙げての一大行事となったことが記されている。
公文書のほか、誘致の経緯を時系列でまとめた表や、調査に携わった地域経営学部3年の川口真菜さんが資料の面白ポイントをまとめたパネルなども展示している。
開館時間は平日が午前10時から午後8時(土、日曜、祝日は同6時)まで。月曜休館。
10日に展示解説
同館では10日午後7時から8時まで、ナイトライブラリー「鉄道管理局誘致の裏側」が開かれる。川口さんが「文書の調査からわかったこと」、小山教授が「鉄道管理局設置運動一件文書の中身!」をテーマに展示品の解説などを行う。入場無料。
写真(クリックで拡大)=図書館2階カウンター前に展示している








