【衆院選】京都5区 最終盤を迎え両候補、最後まで全力で訴え

2026年02月06日 のニュース

 8日投開票の衆議院議員選挙は最終盤となった。京都府福知山市を含む京都5区(定数1)は、届け出順に自民党前職の本田太郎氏(52)、共産党新人の山内健氏(58)が一騎打ちの戦いを繰り広げている。選挙運動はあす限りだが、2氏は訴えの浸透に最後まで全力を挙げている。

 両陣営ともおおむね日替わりで府北部7市町を巡り、選挙カーを走らせながらスポット演説や個人演説会をこなしてきた。ともに岩盤支持層はしっかりと固めており、浮動票の取り込みに力を注いでいる。

 演説会中の写真撮影を許可し、SNSでの発信を促すなど、支持者を通じた支持拡大にも取り組む。

 両候補の歩みや考えを、主な訴えとともに紹介する。

地方創生を掲げ4期目をめざす
本田候補


 本田氏は比例との重複立候補。衆議院議員として過ごした3期8年の間に、防衛副大臣を務めたほか、党府連会長にも就くなど着実に実績を積んだ。多忙な業務の中、少しでも空き時間があれば府北部へと戻り、人々の思いにも耳を傾け続けてきた。

 「まとまった休みがとれるなら、家族と一緒に旅行に行きたい」と話すなど、家族思いな一面も見せ、自身が暮らすこの地域へ「府北部を元気にする。府北部に誇りを持つ。府北部の平和を守る」と決意を述べる。

 「根本的に直さないといけないのは地方都市と大都市との関係。まずは、地方で作られた一次産品が日本の中でしっかりと消費されるようにしましょう」と伝え、物流を改善しつつ災害対策にもなるインフラの整備、食料自給率の増加といった政策を掲げる。保育士の処遇改善も考えている。

 国防については「国民の命を守ることが必要。国の安全保障を定める戦略3文書を改訂し、自分の国は自分で守れるようにします。防衛装備品の輸出もできるようにし、他国とより連携できるようにもしていきたい」と力を込める。

 「地方を良くすることが私の使命。みなさんの地域への思い、国を思う気持ちを背負い、日本を守り抜くために頑張ります」と声を張る。

憲法順守を訴え政治を変えたい
山内候補


 山内氏は小選挙区のみに立候補し、衆院選への挑戦は5度目。京都市内から府北部に移住して約20年になり、地域の良さや課題、人々に触れてきた。

 戦力や戦争の放棄を定める日本の憲法を「すごい」と感じ、大学は法学部で学んだ。中学生の時に風船で飛ばした平和のメッセージに返信があったことがうれしく、平和を願う原点になっている。だからこそ「憲法をど真ん中に、国民との共同で政治を動かしていきたい」と声を上げる。

 「物価高騰から暮らし、商売を守る。賃金や年金の引き上げと、消費税を下げることが必要です」と説明し、大企業の内部留保や富裕層への課税で財源を賄うとする。「企業から政治献金を一切受け取らない共産党だからこそ、ここに切り込める」

 防衛費や敵地攻撃能力を高める現政権に反対し、「相手を刺激し、軍事対軍事の悪循環に陥ることが一番危険です。どんな困難があっても対話と外交で平和を切り開く。その立場をぶれずに貫いていきたい。憲法9条のある日本だからこそ、この姿勢を貫ける」と力を込める。

 また、北陸新幹線の延伸計画にも触れ、「延伸は敦賀までで止め、鉄道やバス、自主運行交通などに税金を使い、身近な交通の充実で安心して過ごせる地域にしたい」と訴える。


写真上(クリックで拡大)=本田候補
写真下(クリックで拡大)=山内候補

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