4月からブレザーの新制服 福知山高校と附属中学校

2026年01月26日 のニュース

 京都府福知山市土師、福知山高校・附属中学校(藤田浩校長)は、新年度の入学生から新しい制服を導入する。市内で唯一、男子制服はいわゆる「学ラン」だったが、ブレザーに一新。「未来へつなぐ伝統と革新」をテーマに、生徒の意見も採り入れながら今の時代に合った制服へと見直した。

 同校によると、戦時中から戦後にかけては物資不足などにより、生徒に決まった服装はなかった。復興が進み、1954年に細かな規定が設けられて服装が統一され、流行の変化とともに83年の改正を経て、現在の制服の基本が出来上がったという。

 新制服のブレザーの色はベージュで、左胸のワッペンやボタンには、福知山の「F」と校内にあるキンモクセイをデザインしたエンブレムを配置する。スラックスとスカートはチェック柄で、ほかに色を選べるセーターとベスト、夏服にはポロシャツがある。ネクタイとリボンは高校と中学でデザインが異なる。

 多様性や機能性を重視していて、ストレッチが利いた動きやすく着心地の良い素材で、全アイテム丸洗いができ、女子はスラックスやネクタイも選択できる。

 昨年には校内で新制服のお披露目があり、ファッションショー形式で生徒たちに新制服を見せた。実際に着用した附属中の女子生徒は「ネクタイやリボンが華やかでうれしい。スカートもプリーツの数が増えて歩きやすい」と喜んでいた。

 新制服は新1年生から着用し、在校生は従来の制服のため、しばらくは新旧の制服が混在する。

 藤田校長は「多様な価値観や利便性を踏まえ、機能性やジェンダーへの配慮などが反映され、本校の教育理念、伝統をしっかりと受け継ぐ思いが込められている。新しい制服を通じて、生徒たちがより自分らしく誇りを持って学校生活を送ってくれることを願っています」と話している。

 

写真上(クリックで拡大)=4月から導入される新制服
写真下(クリックで拡大)=ファッションショー形式で生徒にお披露目した

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