ホースの金属製筒先、盗難相次ぐ 夜久野や上豊の消火栓ボックスで31本
2026年01月24日 のニュース
各自治会に点検要請
京都府福知山市内の消火栓ボックスに保管しているホースの金属製筒先が盗まれる被害が、昨年12月から今月にかけて相次いで発覚している。市消防本部が確認したところ、20日現在で被害は31本に上り、ボックスを管理する各自治会に点検の要請を行う予定にしている。
同本部によると、昨年12月22日に夜久野町末地区で盗難が発覚したのを受け、周辺自治会に確認を求めたところ、夜久野地域では下千原、高内、日置、大油子、金谷など8自治会で計21本、上豊地区では下戸、小牧、畑中、石場、口榎原の5自治会で計10本が盗まれていたことが分かった。
消火用ホースなどは消火栓に応じて自治会が設置・管理している。市内では過去にも同様の被害があり、2012年に23自治会で69本、15年に16自治会で26本、21年に14自治会で32本が盗まれた。
古いタイプの筒先は、換金価値が高い真鍮製のものもある。換金目的で狙われている可能性があるとみられ、福知山署が窃盗の疑いで捜査している。
筒先がなければ放水ができず、火災時の初期消火活動に重大な支障をきたす恐れがある。
今月10日に盗難が判明した下戸自治会の芦田收自治会長(66)は「人の命や財産を守るための道具を盗むのは極めて卑劣な行為」と憤り、「ボックスは緊急時に使うため、施錠や人目につきにくい場所への移設は難しい。定期的な点検を行うしかない」と話す。
市消防本部は被害の早期発見と通報を呼びかけている。盗難被害に関する相談は市消防本部予防課、電話(23)5119へ。
写真(クリックで拡大)=筒先が盗まれた消火栓ボックス








