「本物の強さ」育てたい 父親4人でキックボクシングジム立ち上げ 和久市町の「ノーフェイク」
2026年01月04日 のニュース
資金出し合い昨年6月に設立
市内在住の木村成吾さん(33)、足立志恩さん(32)、高橋友樹さん(44)と、綾部市在住の西川将太さん(31)の4人で昨年6月に設立。9月から和久市町のビル1階の空きスペースを借りて活動しており、木村さんが代表を務めている。
同年代で昔からの顔なじみだった木村さん、西川さん、足立さんが、子どもを通じて知り合った高橋さんと意気投合。それぞれ、息子がキックボクシングをしていて、子どもたちが思い切り活動できる場所を作ろうとジム設置を企画し、4人で資金を出し合って壁や床にマットを取り付けたり、ミットやグローブ、ヘッドギアなどの練習道具をそろえたりした。広さは約80平方メートル。
ジムの名前には、「フェイク(偽物)」ではなく、本物の強さを持つ人に成長してほしいとの思いを込める。
子ども8人が所属 経験者が指導
昨年10月に41キロ級の東西対抗戦で日本一の栄冠を手にした高橋海翔君(南陵中2年)をはじめ、小学2年生から高校2年生までの8人が所属している。子どもたちは柔軟、シャドーボクシング、ラダージャンプなどをしてから、2人1組でのミット打ち、スパーリング、サンドバッグへの打ち込みといった練習をする。
指導は、キックボクシング経験者の足立さんと西川さんを中心に、木村さんも加わって行う。子どもたちの動きをじっくりと見て「足の動きを止めなかったらもっと良くなるよ」「しっかりと目標を狙って」など声を掛けるほか、時にはミットを持って子どもたちのパンチを受け止める。
練習では、強烈な音を響かせながら大人顔負けのパンチやキックを繰り出す子どもたち。開設当初から通う足立流志君(惇明小5年)、木村陽琉君(昭和小4年)、西川亜蘭君(中筋小2年)は「練習は厳しいけど、頑張りたい。もっといい試合をして、たくさんチャンピオンベルトをとれるようになりたい」と意気込み、昨年10月から通い始めた澤田太陽さん(京都共栄学園高校2年)は「友だちに誘われて通い始めました。めっちゃきついけど、自分の成長が感じられて楽しいです」と笑顔を見せる。
木村さんは「こっちも熱くなって厳しいことをいう時もありますが、試合で勝って結果を出してくれて、成長を感じると感動もするしうれしい。子どもたちがまっすぐに育ち、全員がチャンピオンベルトを巻いてほしい」と話す。
写真(クリックで拡大)上から
・打ち込んだ音が響く強力なキック
・子どもたちが思い切り練習に取り組める
・子どもたちの動きを追う父親たち
練習中に笑顔がこぼれることも








