チア、ジャズ2部門でダンスの世界大会へ 成和中2年岡田稀子さん
2025年12月29日 のニュース
京都市のチームの一員
京都市のチアダンスチームに所属する京都府福知山市かしの木台、岡田稀子さん(成和中学校2年)が、来年4月にアメリカで開かれる世界大会「TheDanceWorlds2026」に出場する。チーム内のポム、ジャズ両グループのメンバーで、ともに出場権を獲得。片道2時間以上をかけて通い、練習を続けてきた成果が花開いた。
岡田さんは、保育園年中の頃にチアを始めた。当初は福知山市内のチームに所属していたが、小学5年から現在の「SHOOTS CHEERDANCE TEAM(シューツチアダンスチーム)」に移籍。週に3、4日ほど電車で通い、一日2~4時間の練習に汗を流している。
「しんどい部分もあるけど、みんなで踊る一体感が好き。練習でスキルアップしていくのも楽しい」と、チアの魅力を語る岡田さん。全国大会には10回以上出ているが、世界大会に挑むのはこれが初めてとなる。
出場するのは、ともに中学生で構成するグループで、ジュニア編成ポム部門ラージが「SEEKERS SHOOTS(シーカーズ シューツ)」、ジュニア編成ジャズ部門が「ESME SHOOTS(エスメ シューツ)」。
11月に東京都であった大会「JAM fest JAPAN」で、シーカーズは2位、エスメは1位になって世界への切符を得た。「どちらも完璧な演技ができたわけではないですが、全力は尽くすことができました」と振り返る。
世界への意気込みについて、岡田さんは「強いチームもたくさんいるだろうけど、緊張して自分たちのダンスができなくなるより、いつも通りを心掛けて、雰囲気にのまれることなく、動きのそろった演技をしたい」と話している。
CFで出場費用や渡航費などを募集
岡田さんが所属する同チームでは、クラウドファンディングを通して、出場するための参加費用、アメリカまでの渡航費、滞在費用の支援を呼びかけている。
支援は、クラウドファンディングサイト「READY FOR」から。来年1月31日まで。
写真(クリックで拡大)=グループの仲間と世界に挑む岡田さん









