和紙のツリーが冬の夜を彩る イルミネーション点灯 大江町の鬼瓦公園

2025年12月22日 のニュース

光のトンネル 竹灯籠なども

 京都府福知山市大江町河守中央の鬼瓦公園で21日、イルミネーションの点灯が始まった。地元住民が力を合わせて制作したもので、丹後二俣紙を使ったツリーや光のトンネルなどが、冬の夜を温かく彩っている。来年2月14日まで。

 町を活気づけることを目的とした催しで、イベント名は「大江ゆめテラス~心でつながる大江の灯~」。町内の各種団体でつくる「大江を元気づけるプロジェクト実行委員会」(田中晴幸委員長)が主催し、2022年から取り組んでいる。

 ツリーは高さ約2・5メートルで、げん鬼こども園の園児らが鬼の絵や文字を描いた丹後二俣紙を使用している。このほか、地元の竹を使った竹灯籠も並び、柔らかな光を放つ。ペットボトルランタンは、小中一貫教育校・大江学園の児童生徒が手掛けた。

 21日の点灯式には150人以上が参加。カウントダウンに合わせてバンド演奏が披露され、電飾が一斉に点灯すると、会場からは拍手や歓声が上がった。訪れた人たちはスマートフォンで撮影するなど、思いおもいに光の彩りを楽しんでいた。

 田中実行委員長(76)は「住民手作りのイルミネーションです。多くの方に楽しんでほしい」と話していた。

 連日午後5時から11時まで点灯する。


写真(クリックで拡大)=鬼瓦公園を彩るイルミネーション

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