幅6メートル超の立体壁画も 多彩な127点が並ぶ 市美術館で高校アート展

2025年12月19日 のニュース

 京都府福知山市内の高校生の作品を展示する「第15回高校アート展」が、内記一丁目の市佐藤太清記念美術館で開かれている。市内6校から寄せられた写真や絵画、大型の立体作品といった127点が並んでいる。来年1月25日まで。

高校生の芸術文化への意識向上、創作意欲の促進を図るのが目的で、同美術館が毎年開催。今年は福知山と府立工業、京都共栄学園、福知山淑徳、福知山成美の5高校と府立中丹支援学校高等部が参加した。

色とりどりの仮面、四季折々の写真、すやすやと眠る子どもを丁寧に描いた絵画などが並ぶなか、ひと際目を引くのが高さ3・75メートル、幅6・74メートルの立体壁画。たくさんの段ボールを使い、月夜に照らされた美しい街並みを表現している。

このほかにも福知山市展で新人賞、豊岡市展で特選、議長賞を受賞した絵画など、若い感性が光る作品を多数展示。来館者が一つひとつじっくりと鑑賞している。

入館は有料で、開館時間は午前9時から午後5時(入館は4時30分)まで。毎週火曜休館で、12月28日~31日、1月4日~6日は休む。


写真(クリックで拡大)=立体壁画は迫力満点

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