切ってビックリ大根の中に葉が…? 夜久野町の荻野さん
2025年12月13日 のニュース
京都府福知山市夜久野町下千原の荻野香代子さん(71)が自宅そばの畑から珍しい大根を収穫した。切ってみると、内部に葉がぎっしりと詰まっていて、「野菜づくりを始めて約30年で初めての経験」と驚いている。
荻野さんは大根をはじめ、白菜やキャベツ、タマネギ、ナスなど年間を通して多くの野菜を育てている。
大根は9月中ごろに種をまいたが、残暑の影響で生育のばらつきがあったという。11月初旬から発育の良いものから収穫を始め、今月4日に最後に残っていた大根を掘りだした。
後日、自宅で切ってみるとびっくり。大根の中に葉がぎっしりと詰まっていた。「中が空洞になったものは見たことがあるけれど、そこに葉が伸びているのは初めて。家族も驚いていました」と目を丸くする。
府中丹西農業改良普及センターによると「収穫遅れや暑さなどの影響で、中に空洞ができる『す』が入った状態で、通常は付け根(根元)から上に伸びる葉が、空洞部分(下側)にも伸びたのでは」と言い、「起こりうる現象ですが、実際に目にする機会は少なく珍しいケース」としている。
写真(クリックで拡大)=大根の中に葉がぎっしり









