除雪機械出動式 児童の応援受け、府と市が冬の道の安全守る決意
2025年11月24日 のニュース
降雪シーズンに備え、京都府と福知山市は20日、牧の府福知山除雪機械管理車庫で除雪機械の出動式をした。関係者や見学に訪れた夜久野小学校1、2年生の計70人が参加。作業担当業者らは児童からエールを受け、冬の道の安全を守ることを誓った。
除雪期間は12月1日から来年3月15日までで、府所有の63台と建設企業137台の計200台を配備。対象となる南丹市以北6市3町の国道175号など154路線、総延長約1480キロで除雪にあたる。
出動式では代表児童が「暗いうちからお仕事をされると聞いて驚きました。みなさんが雪をのけてくれるので安心して学校に行けます。健康と安全に気を付けて頑張ってください」と応援の言葉を贈った。
これを受け、福知山建設業協会の前田秀和会長は「とても勇気づけられました。本当にありがとうございます。暖冬の予想もありますが、近年の異常気象の中、どんな天候になるか見当がつかず、我々に課された使命もますます大きくなっている。『地元の道路網は地元の建設業者で守る』を合言葉に一生懸命に丁寧な作業にあたりたい」と決意した。
このあと、児童たちはロータリー除雪車や除雪トラックなどを見学。「大きい」と興奮しながら乗車も体験し、疑問に思ったことを積極的に質問していた。
写真(クリックで拡大)=除雪機械に触れる児童たち









