参加者が息のむ…薄暗い部屋で怖~い話 鬼博で怪談会

2025年11月22日 のニュース

 京都府福知山市大江町佛性寺、日本の鬼の交流博物館で15日、妖怪文化研究家の河野隼也さん(43)=京都市=が語り部となる怪談会が開かれた。来館者25人が臨場感あふれる極上の怪談に聴き入った。

現在鬼博で開いている秋季特別展「大江山酒呑百鬼夜行展」の関連イベントで、館内の鬼文化研究所研修室を会場に、電灯を消して、ちょうちんの明かりだけの薄暗い中で行われた。

怪談は人から聴いた体験談が主で、とある高校のラグビー部の合宿中に、部員たちが湖でブイと見間違えた笑う少年の幽霊、ホテルの大浴場に現れた集団の霊などにまつわる話を紹介した。

河野さんは落ち着いた口調で淡々と語り、自分のひざをたたいて、幽霊が近付いてくる時の音を表現する場面もあり、参加者たちは息をのみ、話に引き込まれていた。

家族で参加した京都市の小学校3年の男子児童は「怪談はけっこう怖かったけど面白かった。暗い場所での話は雰囲気があってよかった」と話していた。


写真(クリックで拡大)=車座になって河野さんの怪談を聴いた

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