未来へ向け思い新たに― 福知山商議所女性会40周年 節目祝い式典開く
2025年11月21日 のニュース
今年5月に設立40周年を迎えた福知山商工会議所女性会(道下伊砂江会長)は18日、京都府福知山市土師のホテルロイヤルヒル福知山&スパで記念式典を開いた。会員ら132人が出席し、これまでの歩みを振り返りつつ、未来へ向けて思いを新たにした。
同会は1985年5月に発足し、女性経営者や会社役員の配偶者で組織し、現在は77人の会員が所属。商工女性の資質の向上と商工業の振興を図るとともに、会員相互の親睦と連携を目的としている。
研修会や先進企業への視察のほか、地域を盛り上げようと、福知山ドッコイセまつりへの踊り連としての参加、福知山産業フェアへの出店、福知山マラソン前の清掃活動などにも取り組む。
式典では道下会長があいさつに立ち、「女性らしい感性と優しさ、思いやりを持って活動を続け、女性の地位向上に貢献されてきた歴代会長、会員のみなさまに感謝を申し上げます。多くの会員で活動ができていることは福知山商工会議所女性会の誇りであり、今後も地域産業の発展をけん引できるリーダーとして一人ひとりが成長できる機会を大切に、未来へ向かって歩んでいきます」と思いを述べた。
来賓祝辞のあと、同会の振興に貢献した会員たちへ感謝状を送り、スライドショーで40年の歴史を振り返った。
式典後にはあずきバー、肉まんなどの井村屋の中島伸子会長が「尊厳は明日への力」と題した記念講演に立ち、人の長所を合わせて変革を起こしていく大切さや女性の活躍のために取り組んできたことなどを話した。
午後からは祝賀会を開き、和太鼓やジャズ演奏を楽しみながら節目を祝い合った。
写真(クリックで拡大)=あいさつに立つ道下会長








