火災から文化財守ろう 市消防本部秋の運動で大原神社の立ち入り検査
2025年11月16日 のニュース
貴重な文化財を火災から守るため、京都府福知山市消防本部は13日、三和町大原の大原神社(林秀俊宮司)で立ち入り検査をして、火災につながる要因がないか、境内をくまなく見て回った。
秋季火災予防運動に合わせた取り組み。同神社には府指定文化財の本殿、幣殿、拝殿、絵馬殿など貴重な文化財がある。
福知山消防署東分署の和泉勝裕消防士長ら3人と、一般社団法人京都電業協会員の久世電気工業=牧=の久世純也社長ら2人が、境内の建物を検査。分電盤の漏電調査や消火器の製造年などを確認した。
「プラグはコンセントにしっかり差し込んで」と、担当者からアドバイスを受けた林宮司は「専門家の点検を受けられて安心です。火災で文化財をなくすことはできないので、火の取り扱いには十分注意したい」と話していた。
写真(クリックで拡大)=手水舎に取り付けられた分電盤も調べた








