成仁小学校創立50周年 児童住民らと一緒に節目祝う
2025年11月15日 のニュース
創立50周年を迎えた京都府福知山市中坂町、成仁小学校(溝口直子校長)は14日、体育館で記念式典を開いた。全校児童をはじめ、歴代校長や学校運営協議会委員ら来賓、保護者、地域住民が集い、大きな節目を祝い合った。
成仁地区は長田野工業団地の完成、立地企業の稼働によって誕生。これに伴って、旧市域で19番目の小学校として、1976年に開校した。当初136人だった児童数は、時を経て現在は305人に。これまでに2350人が卒業した。
校歌斉唱のあと、記念式典実行委員長で、学校運営協議会長の大野森志さんがあいさつ。「子どもたちを立派に育てていただいた歴代校長や教職員、すべての関係者に感謝申し上げます。卒業生と在校生にとって、学校と成仁地区は思い出の詰まった場所。安心して住み続けられる古里になるよう、一層の尽力をお願いします」と呼びかけた。
来賓あいさつなどに続き、児童代表の女子児童がマイクの前へ。「成仁小学校のみんなが元気なあいさつをしているところが好きです。地域との関わりが深いところも好きです。これからも友だちや先生、地域の人と助け合ったり、協力し合ったりして過ごしていきたい」と伝えた。
式典後には、大阪府茨木市を拠点に活動する一般社団法人アマービレフィルハーモニー管弦楽団によるコンサートを、みんなで鑑賞した。
写真(クリックで拡大)=大野さんのあいさつに耳を傾ける出席者








