市がショート動画で情報を発信 ドラマ形式で全21話
2025年11月06日 のニュース
京都府福知山市は4日、ショート動画を活用した新たなSNSでの情報発信を始めた。若い世代を中心に、市政情報が届きにくい層にアプローチする狙い。スマートフォンで見やすい縦型ショートドラマ形式で制作し、市民や大橋一夫市長が出演。公式ユーチューブとインスタグラムで順次公開していく。
市政(しせい)と私生活(しせいかつ)を掛け合わせた市政情報発信ドラマ「明智さんのシセイカツ」。現代の福知山市で暮らす、少し古風な「明智さん一家」の日常を通して、市の取り組みを紹介。全21話で、1話につき約1分。テンポの良い掛け合いやナレーション、次回への伏線を盛り込み、続きが気になる構成にしている。
出演者は福知山高校演劇部や市主催の舞台「わが星」の出演者ら、市内で活動する市民。大橋市長も毎話登場する。初回公開では、プロローグ(ドラマの導入部分)に加えて、子育てにやさしいまちづくりを掲げる「ベビーファースト宣言」を題材にした動画を配信している。
今後は、中学校の部活動の地域展開や地域共生社会をめざす「オレンジのまちづくり」などをテーマに、来年3月まで順次公開する。
大橋市長は「ショート動画を通じて、市政をより身近に感じてもらえたらうれしい」と話している。
写真(クリックで拡大)=大橋市長が登場する動画の一場面








