秋空の下で咲くヒマワリ、3千本が見ごろ 夜久野町の夫婦が休耕田で育てる

2025年10月29日 のニュース

 京都府福知山市夜久野町大岶の衣川良憲さん(78)、千里さん(75)夫婦が自宅近くの休耕田で育てるヒマワリが見ごろを迎えている。秋晴れの下、黄色い花が一面に咲き誇り、訪れた人たちの目を楽しませている。

 過疎化が進む地域ににぎわいを作り、多くの人に楽しんでもらおうと、2年前から取り組んでいる。8アールほどの休耕田を同居する孫娘、ゆいさんの名前を取って「ゆいちゃんの花畑」と名付け、「ハイブリッドサンフラワー」という品種を育てる。

 今年は8月下旬に5日ほどかけて種をまき、今月20日ごろから花が咲き始めた。花の高さは約1・4メートル~2メートルと大小さまざま。衣川さん夫婦は「来てくれた人たちが思いおもいに楽しんでもらえたらうれしい」と話している。

 まだつぼみの花もあり、天候にもよるが、見ごろは11月中ごろまで続くという。

 花畑ではヒマワリのほか、千里さんが趣味の裁縫で作った「ゆいちゃん人形」などの縫いぐるみも訪れた人を迎えている。

 花畑は、同町高内の国道9号沿い、中夜久野郵便局近くの交差点から但東夜久野線(府道56号)に入って道なりに進み、平野交差点を右折。山東大江線(同63号)を車で5分ほど進むと右手に見えてくる。府道沿いには案内看板も設置している。

 

写真(クリックで拡大)=見ごろを迎えたヒマワリ(28日)

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