武士、鬼、姫ずらり大迫力の行列練り歩く 大江山酒呑童子祭り
2025年10月27日 のニュース
第44回大江山酒呑童子祭り(実行委員会主催)の本祭が26日、京都府福知山市大江町佛性寺の大江山グリーンロッジ周辺で開かれた。あいにくの雨模様となったが、本格的な鬼や妖怪に扮した市民らによる行列、ステージでのパフォーマンスなど、鬼伝説が残る地域ならではのイベントが盛りだくさんで、普段は静かな山里に約1800人が訪れてにぎわった。
メインステージは大江高校の生徒によるダンスで幕開け。東京の劇団による源頼光の鬼退治伝説をアレンジした殺陣パフォーマンス、地元の人らが酒呑童子などの格好をして名乗りを上げる鬼武者口上で会場を盛り上げたほか、この1年間に生まれた赤ちゃんや結婚した夫婦がステージに上がる“福鬼さん”集合、大江山鬼検定と鬼仮装コンテストの表彰があった。
終盤には呼び物の一つの鬼武者行列と鬼みこし。口上に参加した酒呑童子や源頼光、姫、甲冑隊のほか、日本最大規模の妖怪仮装集団「もののけ本舗」のメンバー、大阪・関西万博で仮装行列に出た市民らも販売ブースを練り歩き、カメラに向かって迫力あるポージングをするなどして会場を沸かせた。
写真(クリックで拡大)=観客に顔を近づける鬼









