赤ちゃんとふれあい、子育てへの理解深める 福知山高1年生
2025年10月17日 のニュース
京都府福知山市土師、福知山高校(藤田浩校長)の1年生186人は9月から10月にかけて、クラス別に乳幼児親子と交流する授業に取り組んだ。赤ちゃんと遊んだり、親に質問をしたりして子育てについて理解を深めた。
家庭科の授業の「赤ちゃんふれあい交流」で、乳幼児の発達や親の役割などについて考えを深めることがねらい。NPO法人おひさまと風の子サロンが協力し、毎回数組の親子が来校した。
10日は1組の生徒26人が参加し、生後9カ月~1歳8カ月の親子7組と交流。互いに緊張した様子だったが、絵本を読み聞かせたり、抱っこをしたりしながら徐々に打ち解けていった。
生徒たちは「出産で大変だったことは」「最近のかわいい行動は」などと積極的に質問。福知山での育児について、「雨の日に遊べる施設がもっとあればうれしい」といった声も聞き取っていた。
女子生徒は「すごく楽しくてかわいかった。3歳のおいっ子が家に遊びにくることがあるので、学んだことを生かしていきたい」と話していた。
写真(クリックで拡大)=赤ちゃんと触れ合い笑顔が広がった