40歳以上の軟式野球大会 福知山スターズが過去最高の3位に入賞
2025年10月05日 のニュース
全国大会4度目で躍進
40歳以上の軟式野球チームの全国大会「日本スポーツマスターズ2025」で、福知山市内在住、在勤者による「福知山スターズ」(岡本寛明代表)が3位に入った。過去3回の全国大会は、いずれも2回戦までに敗退しており、4度目の出場で初の上位入賞となった。
マネージャーを含め40代、50代の20人が所属しており、6月にあった近畿大会で昨年に続いて全国への出場権を獲得。9月20日から22日まで、愛媛県内で開かれた全国大会では、32チームによるトーナメント戦で争った。
1回戦の相手は大垣球友会(岐阜)で、1回表に先制点を上げ、終始優勢に。投打で活躍した先発の芦田(光)が、2点適時二塁打を放ち、チームは3-0で勝利。2回戦の太田市役所壮年(群馬)戦は、1-2で迎えた3回裏に3番芦田(光)、4番芦田(敦)、5番小寺の連続二塁打で3点を奪い、4-2で逆転勝ち。先発の芦田(敦)が完投した。
山場となったのは準々決勝のJOC(岡山)戦。2点を追う最終7回表、2死二、三塁の好機に8番西田が起死回生の三塁打を放って同点。タイブレークでの延長戦を迎え、1番古賀、4番芦田(敦)、5番吉田の安打などで5点を奪い7-4で勝負を決めた。投手は足立、衣川が継投し踏ん張った。
準決勝の相手は今大会優勝のNISSEKI ALLStars(熊本)。序盤は優勢で1回から3回表まで1点ずつ挙げたが、6回裏に追いつかれ、強力打線に逆転されて3-4で惜敗した。
芦田克弘監督は「全国大会で3位のメダルを手にすることができてうれしく思います。全国一のチームと互角に戦えたことは大きな自信にもなりました。来年こそ日本一をめざして頑張りたい」と意気込み、岡本代表は「市野球協会やメンバーの家族らが応援に駆け付け、大きな声援を送っていただいたおかげで勝ち進むことができました。チーム一同感謝いたします」とした。
チームメンバーは次のみなさん。
芦田光太、古賀隆宏、芦田敦嗣、小寺宏明、西田健一、吉田武司、足立弥、衣川幸児、相根陽介、原田和城、森田将人、淵本聡史、竹下太、堀裕之、吉武俊一、田中誠吾、細見和矢、中島秋代(マネージャー)
写真(クリックで拡大)=全国3位に入った福知山スターズ