秋の全国交通安全運動 市民とともに交通安全誓う ステージ発表など、多彩な企画で意識向上を呼びかけ

2025年09月22日 のニュース

 秋の全国交通安全運動(21日~30日)のスタート式が20日、京都府福知山市中ノの市厚生会館で開かれた。一日署長を交えての交通安全対談をはじめ、高校吹奏楽部や医師兼ピアニストによる演奏、園児たちによる交通安全ソングの披露など多彩な企画があり、訪れた子どもからお年寄りまでの約250人が交通安全への意識を一層高めた。

 スタート式は例年、活動初日に関係団体のみで行っていたが、より広く市民の交通安全への意識向上を呼びかけるため、福知山署、福知山交通安全協会、福知山防犯協会、市交通対策協議会などが協力し、ステージ発表を交えた式を開いた。

 建井秀之・福知山署長と前川二郎副市長のあいさつがあった後、この日、同署の一日署長を務めた元豊岡病院フライトドクターでピアニストの松村圭祐さん、音楽療法カウンセラーのMaiさんが署員と交通安全対談を行った。

 松村さんは自身の経験も踏まえ「交通事故による頭のけがは命に関わる。自転車乗車時は必ずヘルメットを」と訴え、Maiさんも「これからの季節は日没が早まるので車の運転には一層の注意が必要」と呼びかけた。

 ステージでは福知山成美高校吹奏楽部が5曲を披露。「ジャンボリミッキー!」の演奏時には園児や小学生も舞台に上がって踊り、会場を盛り上げた。

 松村さんは「情熱大陸」、久石譲の「Summer」などを弾き、美しい音色で観客を魅了。成美とのコラボでは福知山にゆかりのあるNHK大河ドラマ「麒麟がくる」のテーマ曲を演奏した。

 式の後半には、惇明小学校の児童による防犯・交通安全メッセージの発表があり、福知山署を含む府北部5署が共同で制作した警察官の制服に似せたキッズポロシャツも紹介された。また、福知山幼稚園の園児たちがステージに登場。Maiさんが作詞・作曲した交通安全ソング「あおぞらの下あるこう」をダンスも交えて披露し、元気いっぱいの園児たちに多くの人が笑顔を見せた。


写真上(クリックで拡大)=交通安全ソングとダンスを披露する園児たち
写真下(クリックで拡大)=一日署長を務め、交通安全対談に参加するMaiさん(左)と松村さん

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