キックボクシング日本一決定戦へ 南陵中2年高橋海翔君 格闘技の聖地・後楽園ホールで
2025年09月22日 のニュース

格闘技の聖地・後楽園ホール(東京都)で10月、福知山市立南陵中学校2年生でキックボクシング41キロ級の西日本代表、高橋海翔君が、東日本代表との日本一決定戦に挑む。幼少時からの夢の舞台に向け、練習に打ち込んでいる。
高橋君は幼い頃から新日本プロレスが好きで格闘技を始め、小学2年生から地元のジムに通ってキックボクシングを続けてきた。現在は兵庫県三田市の「NKジム」(中尾稔実会長)に週3回、学校終わりに電車で通っているほか、自身の父親を含め福知山で格闘技に取り組む子どもの親4人が立ち上げたジム「NO FAKE」でも練習している。
日本キックボクシング連盟主催の「問答無用」の関西大会が6月に大阪市であり、高橋君は41キロ級に出場した。計9人でのトーナメントの1回戦、2回戦を勝ち抜き、決勝は判定2-1で勝利をもぎ取った。
8月に大阪市で、中国・四国地方大会のチャンピオンと西日本代表をかけた試合を行い、1ラウンド残り10秒で得意の左ストレートを決めてKO勝ちを決め、代表の座を手にした。
日本一を決める問答無用東西対抗戦は10月18日、同連盟が開く大会「爆発シリーズ」の一環として開かれ、東日本代表の中学2年生、田中春翔君(埼玉県)と対戦する。
高橋君は8月に福知山で開かれた小中学生のキックボクシング大会「DK1」41キロ級でも、2連続KO勝ちで優勝するなど勢いに乗る。「小さい頃に、プロレスを見に行きたいと思っていた憧れの舞台に実際に立つことになり、めちゃくちゃ楽しみです。試合にしっかりと勝ち、誰からも認めてもらえるチャンピオンをめざして頑張ります。ドッコイセ魂で日本一を福知山に持って帰ります」と笑顔を見せた。
写真(クリックで拡大)=西日本代表として戦う高橋君