でっぷりカボチャ圧巻の91・6キロ 三岳地区公民館でジャンボコンテスト
2025年09月20日 のニュース
京都府福知山市一ノ宮の三岳会館で14日、カボチャの重さを競う「ジャンボかぼちゃコンテスト」が開かれた。会場には地域住民8人が猛暑に負けず育てた巨大カボチャが勢ぞろい。丸々と太った姿に訪れた人たちが驚いた表情で観賞していた。
地区内の休耕田を活用して住民が楽しめるイベントをしようと、三岳地区公民館(東一郎館長)が一昨年から始めて3回目になる。
品種は主に観賞用として栽培される「アトランティックジャイアント」で、今春に希望者に種を配布。徐々に取り組みが浸透し、参加者は年々増えている。今年は猛暑の影響で育ちが悪く、出品数は昨年よりも少なくなったものの約70個が持ち込まれた。
最も重かったのは谷廣光さんが出した91・6キロ。過去最高の重さで、2位に30キロ以上の差をつけて優勝した。また、収穫したカボチャの合計の重さで競う総重量の部もあり、過去に最重量の部で2連覇した桑田美代子さんが328・2キロで栄冠に輝いた。
見学に訪れた地元の70代女性は「毎年見に来ています。暑さで実が腐ってしまう人もいて、みなさん苦労されていましたが、とても大きいカボチャや鮮やかな色のものもあってすごい」と話していた。
写真(クリックで拡大)=会場には巨大なカボチャが並んだ