市消防防災センターで「救急フェス」 親子ら420人が訪れ、心肺蘇生法など体験

2025年09月18日 のニュース

 京都府福知山市東羽合の市消防防災センターで13日、第17回救急フェスティバルが開かれた。市内外から親子連れら約420人が訪れ、心肺蘇生法体験などを通じて救急医療への理解を深めた。

 消防庁などは「救急の日」(9月9日)を含む1週間を「救急医療週間」と定めている。それに合わせ、救急業務、医療に対する関心を高めてもらおうと、福知山市と福知山医師会、市防火協会が協力して毎年開いている。

 会場には福知山消防署をはじめ、丹波歯科医師会や市薬剤師会などがブースを構え、訪れた人たちが薬の分包体験やオリジナル診察券作りなどに参加した。

 心肺蘇生法の体験ブースでは、子どもたちが救急隊員の衣装をまとい、市消防団ファイヤーガード隊員や市応急手当普及員らから胸骨圧迫の方法やAED(自動体外式除細動器)の使い方を教わった。

 家族と訪れた女の子は「(胸骨圧迫は)1から10まで数えながら押すと簡単だった。衣装も着られてうれしかったです」と話していた。

 屋外では救急車などの展示があり、乗車体験や記念撮影ができたほか、消防車両の形をした消しゴムが当たる初企画の「消防カプセルトイ」のコーナーは、長い列ができるほどの人気を集めた。


写真(クリックで拡大)=救急隊員になりきり心臓マッサージ

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