12月の冬巡業 大相撲福知山場所、25年ぶりに三段池公園総合体育館で開催 2横綱ら力士110人が参加

2025年09月13日 のニュース

14日からチケット販売

 25年ぶりに大相撲冬巡業「福知山場所」(実行委員会主催)が12月16日午前9時から、京都府福知山市猪崎の三段池公園総合体育館で開かれる。横綱・大の里、豊昇龍をはじめ力士約110人、総勢約200人が集い、本場所さながらの取り組みなどを行い、市出身の千代栄も参加する。14日からチケットを販売する。

 相撲の普及、青少年の健全育成などをめざし、本場所の合間に取り組む地方巡業として実施。福知山では当時の横綱・貴乃花が訪れ、約3500人が熱狂した2000年10月の秋巡業以来となる。

 特別協力として関わる「食彩ダイニングすがい」(西本町)の水野晶弘店長、越智工業(蛇ケ端)の越智和俊社長が大相撲の親方らと交流し、「地元の盛り上げに」と誘致活動をしていたことも、福知山場所の実現につながった。

 当日は開場する午前9時から公開稽古があり、正午から幕下以下の取組、相撲の禁じ手を面白おかしく紹介する「初切」、太鼓打分などがある。午後1時30分から幕内、横綱の土俵入りと取組が始まり、同3時に弓取式を行う予定。

 実行委の池内悠介委員長、日本相撲協会巡業部の枝川秀樹親方(元・蒼樹山)、水野店長、越智社長らが12日、開催に向けて大橋一夫市長を表敬訪問した。

 市役所を訪れた枝川親方は「横綱をはじめ、若手が活躍しており、市民のみなさんにも間近で見てファンになってほしい。熱い大相撲をぜひ観戦していただきたい」と思いを伝え、越智社長も「市の文化、スポーツ振興につなげ、子どもから大人まで多くの人に楽しんでもらいたい」と話した。

 大橋市長は「久しぶりの開催を楽しみにしています。迫力ある取組を市民のみなさんに楽しんでもらい、まちの活力になる福知山場所になればうれしい」と歓迎した。市も後援し、広報などで協力する。

チケットは三段池や観光案内所で販売

 チケットの販売は、三段池公園総合体育館と福知山観光案内所の窓口販売のほか、チケットぴあ、ローソンチケット、イープラス、電話で行う。両窓口販売は初日14日のみ午前10時からで、15日以降は午前9時から対応する。体育館は水曜定休で午後4時まで、案内所は午後6時まで。

 チケットぴあのPコードは863-375、ローソンチケットのLコードは59916。対応するコンビニやオンラインで申し込める。

 座席券は税込みで、1階はタマリS席1万6500円▽タマリA席1万5500円▽アリーナイスS席1万300円▽2人で使える車イス席とペアマス席2万8千円。2階はイスA席7千円、イスB席5千円になる。

 別途、特製弁当などが付くお弁当券や土産券も2500円~6千円で販売する。

 初日の特別電話販売は0570(08)6655へ。以降は大相撲巡業チケット事務局、0570(05)3366へ。いずれも午前10時から午後5時まで。

 車イス席を希望する場合や問い合わせも同事務局へ。


写真上(クリックで拡大)=福知山場所のパネルを持つ枝川親方(左)と大橋市長
写真下(クリックで拡大)=25年前の福知山場所。会場の三段池公園総合体育館に屋形がつるされ、土俵づくりが進む(2000年10月10日)

このエントリーをはてなブックマークに追加
京都北都信用金庫
大嶋カーサービス

 

「きょうで満一歳」お申し込み

24時間アクセスランキング

著作権について

このホームページに使用している記事、写真、図版はすべて株式会社両丹日日新聞社、もしくは情報提供者が著作権を有しています。
全部または一部を原文もしくは加工して利用される場合は、商用、非商用の別、また媒体を問わず、必ず事前に両丹日日新聞社へご連絡下さい。