子どもたちが稲刈り体験 六十内をきれいにする会

2025年09月10日 のニュース

 京都府福知山市六十内の住民有志25人で作る「六十内をきれいにする会」(小林伸輔代表)は7日、地区内で維持管理する田んぼで、稲の手刈り体験会を開いた。福知山ユナイテッド(片野翔大代表理事)のバスケットボールクラブから小中学生が参加。住民たちとの交流を楽しみながら、丁寧に稲を手鎌で刈り取った。

 同会は、耕作放棄地を活用して地域の景観向上や活性化などに取り組んでいる。体験会を実施したほ場は約5アールの広さがあり、入り口の傾斜が急角度でコンバインが入らないため、手刈りを担う人を探していた。

 そのことを知った福知山ユナイテッドが「子どもたちの体験に」と手を挙げ、FUBCの女子中学生、福知山レイカーズの男子小学生とユナイテッドの職員、保護者たち約30人が参加した。

 子どもらは小林代表から稲刈りの方法について教わってから、一列に並んでスタート。しっかりと鎌を持ち、ざくざくとテンポ良く刈り進んだ。住民たちもサポートに入り、「上手やん」「刈れたね」などと声を掛け合いながら、和気あいあいで作業した。

 初めて稲刈りをした六人部小5年の児童は「一発で刈るのが難しいけど、意外と楽しく、いい運動にもなります」と笑顔を見せていた。刈り終わった稲は近くに止めたコンバインで脱穀した。

写真(クリックで拡大)=手刈りで稲を収穫する子どもたち

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