「大きく育ってうれしいな!」三和学園児童が栽培を手伝ったブドウを収穫

2025年09月04日 のニュース

 京都府福知山市三和町千束、小中一貫教育校・三和学園(藤森和夫校長)の小学3年生12人が2日、三和の特産品「三和ぶどう」(マスカットベリーA)の果樹園で、収穫を体験した。これまでに栽培の手伝いもしていて、大きく育った実に喜びもひとしお。2人1組になって、熱心に手を動かした。

地元の歴史や産業を知る三和創造学習の一環。三和ぶどうの歴史、栽培の苦労などを学ぶのが目的で、6月には薬剤で種を無くして実を大きくする「ジベレリン処理」、7月にも摘果作業を体験してきた。

この日も、吉見篤一さん(54)が管理する友渕のぶどう園(30アール)を訪れ、吉見さんから「房から実を落とさないよう、慎重に収穫しましょう」と助言を受け、いざ実践。袋がかぶせられたブドウを1房ずつ丁寧にはさみで切り取り、コンテナに詰めていった。

収穫を手伝った女子児童は「実を傷つけないように注意して収穫しました。はさみで切るのが楽しくて、大きいブドウが取れてうれしかったです」と笑顔。収穫後は学校で試食し、みんなで秋の味覚を味わった。


写真(クリックで拡大)=立派に育ったよ

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