小3女子形で全国準優勝 日本空手協会京田辺支部の中田佳希さん

2025年08月26日 のニュース

 文部科学大臣杯第67回日本空手協会小学生・中学生全国空手道選手権大会(日本空手協会主催)の小学3年女子形の部で、日本空手協会京田辺支部(吉武幸則代表)に所属する中田佳希さん=六人部小=が準優勝した。大会は8月2、3両日に岩手県盛岡市の盛岡タカヤアリーナで開かれ、小3女子形には107人が出場した。

 各都道府県で選出された代表選手たちが一堂に会する全国大会で、小学3年生から中学3年生までが対象になる。

 中田さんは母親の麻喜子さん(40)が京田辺支部の指導員をしていることもあり、3歳ごろから空手を始めた。休日に京田辺支部へ通い、平日は福知山市内の日本空手協会福知山濤心塾支部(安達健次支部長)でも稽古している。

 大会は8ブロックのトーナメントでベスト8を決め、最後に8人が1人ずつ演技をして得点を競った。トーナメントは指定された形を実演し、審査員4人が勝者を選ぶ形式で、中田さんは4回戦全てを4-0で勝ち上がり、8人での決勝に進んだ。

決勝は得意の難しい形で挑む

 決勝はそれぞれが選択した形を行い、7人の審査員のうち中間の5人の合計得点で順位を決めた。

 中田さんは「慈恩」の形を披露。基礎を極めた応用型で、集中力や体幹、バランスなど総合力が求められる難しい部類の形を、研ぎ澄まされた動きでミスなくやり遂げた。得点は40・8点で1位との差は0・1点とわずかだった。

 中田さんは「『慈恩』はよく練習していて、自分では疲れにくく、やりやすい形でした。得意の形で準優勝ができてうれしいです。次は1位になりたいです」と笑顔を見せた。

 

写真(クリックで拡大)=メダルと賞状を持つ中田さん

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