通学路の危険箇所を確認 市安全推進会議が現地で改善策を検討
2025年08月21日 のニュース
福知山市子どもの移動経路・通学路安全推進会議(事務局=京都府福知山市都市・交通課)が20日、旧市街地や川口地域、大江町の通学路などの危険箇所を合同点検し、子どもたちの安全な登下校のための改善策を検討した。
同推進会議は、国土交通省福知山河川国道事務所、府中丹西土木事務所、福知山署、福知山交通安全協会、市自治会長運営委員連絡協議会など14団体で構成し、通学路などの安全対策を協議している。
今年度に危険箇所として抽出された44カ所のうち、構成団体のメンバー約10人が今回現地確認した場所は13カ所。このうち、庵我地区の下猪崎と城山の境界にある交差点は、三段池公園方面から府道に抜ける市道と庵我小学校の児童が通学路として使う市道が交差している。
庵我小学校の由良渉教頭は、通学路の市道には一時停止の表示があるが、府道へ抜ける市道には表示がないため、スピードを緩めずに通過する車両と児童が衝突する危険性を説明し、改善策を求めた。
参加した道路管理者らは、現地の様子を見たり写真に撮ったりして念入りに確認。横断歩道の設置などさまざまな立場から改善策を提案していた。このほかの危険箇所でも安全対策を検討。現地で出された意見を参考に、道路管理者が対応策を考えていくことにしている。
写真(クリックで拡大)=現地に出向いて改善策を考えた