社会人軟式野球 SECカーボンが府制し、3年連続で全国大会へ
2025年08月12日 のニュース
京都府福知山市の社会人軟式野球チーム、SECカーボン(糸井基博監督)が、9月5日から10日まで秋田県で開かれる「天皇賜杯第80回全日本軟式野球大会ENEOSトーナメント」に出場する。6月から8月にかけて実施された府大会で3年連続の優勝を果たし、出場権を獲得した。
SECは京都軟式野球連盟の強化チームに指定されており、府大会には決勝トーナメントから出場した。大会は雨天などで順延が多く、準決勝と決勝を8月3日に行った。
スーパードラゴンズとの初戦は打線がつながり、9-1で圧勝し、先発の黒川は完投。決勝はライバルの佐川印刷を相手に、1-0の激戦を制した。両者無得点で進んだ6回裏に7番秋里、9番荒木が安打で出塁し、盗塁を絡めて迎えた1死二、三塁から、1番内田の内野ゴロの間に三走が生還。投げては安永、18歳新人の藤原の継投で相手打線をしっかりと抑えた。
糸井監督は「3年連続での全国大会になります。昨年は優勝チームを苦しめており、今年はチーム一丸となって日本一をめざして頑張りたい」と力を込めた。
SECはほかに、第79回国民スポーツ大会の府予選会でも優勝しており、16、17両日に奈良県で開かれる近畿ブロック大会に出場する。
写真(クリックで拡大)=全国大会に出場するSECカーボン