ビーチバレー高校日本代表に選出 淑徳高2年生の中川芽生選手
2025年08月09日 のニュース
21日から海外遠征へ
日本バレーボール協会(川合俊一会長)の「全国高校選抜男女ビーチバレーボールチーム海外遠征」のメンバーに、京都府福知山市正明寺、福知山淑徳高校女子バレーボール部(野田未佳監督)2年の中川芽生選手が選ばれた。高校の日本代表選手として技術向上をめざす。
中川選手は小学4年生の時、友人に誘われて地元の少女バレーボールクラブに入り、中学校でもバレー部で活動してきた。保育士をめざしながら、「バレーも続けたい」と淑徳高校へ進学した。180センチの長身を生かしたスパイクを武器に1年の頃から活躍。ミドルブロッカーを務め、エースとしてチームに貢献している。
昨年7月、8強入りした近畿高校優勝大会でのプレーが同協会関係者の目に留まり、バレーボールとビーチバレーの双方の代表候補を選ぶ近畿ブロック強化合宿に参加。そこでビーチの高校日本代表候補に選ばれた。
今回の海外遠征メンバーには、昨年12月の選抜強化合宿での活躍が評価されて選出された。ブロックやトスの技術にも高い評価を得ているという。
海外遠征はフィリピンで21日から25日まで行われ、全国から選出された8人(男女各4人ずつ)が参加する。
中川選手は「海外派遣選手に選ばれてびっくりしましたが、強化合宿からの知り合いも選ばれたと聞き、一緒に頑張りたいと思います」と、初の海外遠征にも気負わず、「室内バレーにも生かせるよう、しっかり技術を学び、もっとチームにも貢献したいです」とインドアでの活躍も誓った。
写真(クリックで拡大)=海外遠征選手に選ばれた中川選手