中丹支援校生が考案デザイン 花火をイメージしたラベル、ビール缶に採用

2025年08月10日 のニュース

福知山花火の実行委に納品

 京都府福知山市私市、府立中丹支援学校(高野美和校長)の児童、生徒たちが考えたラベルデザインを採用したクラフトビール缶が、このほど完成した。デザインは、総合電機設備業の井上株式会社(井上大輔社長)=篠尾新町=が依頼していた。

 同社はクラフトビール事業として、下地で運営するムトベース内にクラフトビール醸造所「プライマリーバレルズ」を設けている。

 同社は11日に開催される「福知山HANABI 2025」の実行委員会にクラフトビールを納品することになっていて、縁がある同校の児童、生徒から花火をイメージしたラベルのデザイン案を募集していた。

 7月上旬に同校で、児童、生徒がクレヨンや絵の具で描いた110通りのデザインを同社側の担当者に手渡した。その後、同社の社員らが選考して絞り込んだ3案をラベルデザインに使用。ラベルには花火大会のテーマ「JOIN US」や「Label Design 京都府立中丹支援学校児童・生徒の皆様」と印字した。

 中学部3年生の能勢凰雅君は「難しかったけれど、きれいな花火の絵がうまく描けたと思います」と話していた。

 同社側の担当者、桐村徹さんは「これだけたくさんの作品をいただきました。本当は全部の絵を缶に巻きたいぐらい」と感謝していた。


写真上(クリックで拡大)=中丹支援校で下絵を受け取った
写真下(クリックで拡大)=花火のラベルデザインが巻かれたクラフトビール缶

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