申し分ない甘さです! 戸田の復興ぶどう、猛暑対策の作業も続け

2025年08月07日 のニュース

 京都府福知山市の戸田ぶどう園(福山学代表、8人)が、戸田地区で栽培しているブドウの販売を始めた。高温の影響で実の成熟が昨年と比べて早まり、糖度も高い。「昨年はカメムシの被害がありましたが、今年は良い出来です。おいしいブドウをみなさんに届けたい」と話している。

 栽培を初めて12年目の今年は、記録的な猛暑に見舞われたため、直射日光を避けられるように脇芽を上に伸ばして日陰を作ったり、水をまいたりする作業に追われた。

 例年通り6日から売り出そうと計画していたが、7月31日にメンバーで糖度を確認したところ20度あり、急きょ繰り上げて2日から販売している。

 品種は「紫玉」「ブラックビート」「藤稔」「シャインマスカット」「クインニーナ」「ピオーネ」の6種類。ローソン福知山戸田店横の直売所で、月曜日を除く火曜~日曜の午後4時から5時30分まで販売している。昨年は土、日曜のみだったが、今年は変更している。

 福山代表(66)は「戸田ぶどうは、(2013年の)水害を受けて落胆する住民が多い中、住民に頑張ろう-という気持ちを持ってほしいと、栽培を始めた復興ぶどうです。助けてもらったボランティアへの恩返しの意味もあり、買い求めやすい価格にしています。甘さは申し分ありません」と話している。

 販売は9月いっぱいの予定。収穫状況によっては休むことがある。

 問い合わせは同園の専用携帯電話080・4829・3879へ。

 

写真(クリックで拡大)=直売所の横にあるブドウ園で収穫している

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