千原ジュニアさん制作 福知山マラソン参加賞Tシャツのイラスト決定
2025年07月29日 のニュース
京都府福知山市出身のお笑い芸人、千原ジュニアさんが手掛けた「福知山マラソン」(11月23日開催、実行委主催)の参加賞Tシャツのデザインが決まった。コンビを組む兄・千原せいじさんが号砲を鳴らすコミカルなイラストで、参加者全員に特別な1枚を渡す。
市などでつくる実行委は、昨年からマラソンTシャツのデザインを福知山ドッコイセ大使でもあるジュニアさんに依頼。「地元の福知山の大会がさらに盛り上がれば」との快諾を得て、企画を継続している。
昨年はフルマラソンの完走者のみに渡したが、「Tシャツが欲しいけど、フルマラソンは厳しい」という声が多く、今回は参加賞として用意した。配布はチャレンジラン10キロ、ペアリレーマラソン、フルマラソンの出場者が対象になる。
また、大会当日にはせいじさんがゲストとして訪れる。市街地コースを巡り、沿道からランナーへ熱いエールを送る予定にしている。
ファンラン参加賞はこうのさん手掛ける
ファンラン(2キロ、3キロ、ペア)の出場者には、「この世界の片隅に」などで知られる福知山市在住の漫画家、こうの史代さんのイラスト入りナップサックを参加賞として渡す。
イラストは、漫画家生活30周年を迎え、市内で開いた記念展に合わせたライブペインティングで制作。人や犬、鬼に加え、ペインティング会場を訪れた人から要望があったレッサーパンダ、うりぼうとみわちゃん、キキョウなど、福知山ゆかりの動植物を盛り込んだ。影絵のような雰囲気で、温かな郷愁が漂うデザインになっている。
こうのさんはこれまで、ランナーやボランティアとしても大会に関わっており、大会への愛着やまちへの思いも込めた。
マラソンやチャレンジラン、ファンランの各種申し込みは9月30日まで受け付けている。
問い合わせは福知山マラソン実行委事務局の市文化・スポーツ振興室、電話(24)3031へ。
写真上(クリックで拡大)=書き下ろしたデザインを発表する千原ジュニアさん
写真下(クリックで拡大)=こうの史代さんによる特別イラスト