3日連続で暑さ全国一 24日、今夏最高の39・4度

2025年07月25日 のニュース

 全国的に猛暑となった24日、京都府福知山市では午後3時5分に気温が39・4度に達し、3日連続で全国一の暑さを記録した。平年よりも7度高く、今年の国内最高気温で、7月としては異例の暑さが続いている。

 気象庁によると、福知山市は22日に39・0度、23日は38・7度を観測し、いずれも全国1位。連日の猛暑に市民の間で驚きと不安が広がっている。24日には池の水位が下がり、土師の国道9号沿いにある気温計が40度以上を示す瞬間をスマホで撮影する市民の姿が見られた。

 これまでにない連日の全国一の最高気温を受け、京都地方気象台は24日、福知山市荒河に設置する気温を測るセンサーを点検したが、動作に問題はなかったという。

 きょう25日、あす26日も猛暑となる見込みで、熱中症への警戒が必要となる。

熱中症での搬送件数 昨年同期比で27件増

 市消防本部によると、熱中症とみられる症状で搬送された件数は、24日時点で76件にのぼった。過去最高の搬送件数を記録した昨年の同時期と比べ、27件多い。

 福知山が全国最高気温を記録した22日は2人、23日が5人、24日は2人が搬送された。うち65歳以上の高齢者が4人、成人が4人、18歳未満が1人と、全年代で発症している。

 同本部は「熱中症は症状が重くなるまで本人が気付かない、というケースもあります。こまめな水分補給や休憩の徹底に加え、周囲の人の顔色や異常な発汗、長時間作業をし過ぎていないかなどにも注意していただければ」と呼びかけている。

写真上(クリックで拡大)=40度を示す道路沿いの気温計(24日午後4時10分ごろ、土師で)
写真下(クリックで拡大)=水位が下がっている池(24日午後2時すぎ、猪崎で)

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