ダンスコンテスト「ＳＯＵＬＭ8　ＢＲＯＮＺＥ」　西日本予選で優勝し全国出場決める　市内の小学生2人のチーム

　京都府福知山市和久市町のライズ・ダンス・スタジオ（杉岡美波代表）に所属する上豊富小学校5年の足立唯さん、惇明小学校4年の杉山未羽さん2人でつくるチーム「一」が、31日に東京都で開かれるダンスの全国大会「ＳＯＵＬＭ8　ＢＲＯＮＺＥ（初級）」の小学生チームの部に出場する。目標の優勝をめざし、ジャズダンスで挑む。

　昨年7月に結成されたチームは、週2回のレッスンに加え、杉山さんの自宅などでも自主練習に励んできた。

　しかし、今年6月に出場した同大会の西日本予選（動画審査）では、4位にとどまり、全国出場の条件となる上位3位以内に入ることはできなかった。

　この悔しさを胸に、今季最後の西日本予選（同）に再挑戦。7月6日、オンラインで順位が発表され、杉山さん宅で結果を見守った2人は、6チーム中1位となったことを知り、手を取り合って喜んだ。

　チームの特長について、2人は「前方転回などアクロバットを取り入れていて、2人のシンクロ率が高いところ」と分析。全国に向けて「もっと表現力を高めて、動きにメリハリをつけられるようにしたい」といい、練習に力を入れる。

　足立さんは「初めての全国大会だけど、もっと良い作品にして優勝したい」、杉山さんは「たくさん練習して、良い結果を残せれば」と話している。


写真（クリックで拡大）＝全国出場を決めた足立さん（左）と杉山さん