丹鉄開業10年と宮津線100年記念 フクレルで特別展

2025年07月20日 のニュース

 福知山城公園内の福知山鉄道館フクレルで19日から、京都丹後鉄道(丹鉄)開業10周年と宮津線100周年を記念した特別展が開かれている。制服や発車案内標など貴重な品約30点が並ぶ。

 丹鉄は、2015年4月に、第三セクターの北近畿タンゴ鉄道が鉄道施設や車両などを保有する第三種鉄道事業者、民間企業のウィラートレインズ社が第二種となって鉄道施設や車両などを有償で借り受けて運営する「上下分離方式」で開業。宮福線、宮津線(宮舞線、宮豊線)の路線で運行している。

 宮津線はもともと国鉄の路線で、1924年に舞鶴-宮津間が開通。32年に舞鶴-豊岡間が全通した。90年には運行がJRから北近畿タンゴ鉄道に変わり、2015年からは京都丹後鉄道となった。

 特別展では、北近畿タンゴ鉄道時代の豊岡駅の発車案内標や丹鉄のディーゼル列車「タンゴ・エクスプローラー」の座席用ヘッドカバー、運転士・アテンダントの制服などを展示している。

 このほか、国鉄宮津線時代の峰山・久美浜・天橋立各駅の駅名標や通票(タブレット)を入れるケースなど、珍しい品も並ぶ。土日のみ、制服や帽子の着用体験ができる。

 訪れた人たちは展示品を見ながら丹鉄や旧宮津線の歴史を感じている。

 館内のショップで、丹鉄関連グッズを含む1千円以上の買い物をした人には、丹鉄のオリジナルクリアファイル(非売品)1枚をプレゼントする。

 また19日から21日まで、館内で「夏のぬりえイベント」を開催。フクレルのロゴマークを色鉛筆で塗って楽しめる。参加者には菓子をプレゼントする。

 特別展はクリアファイルが無くなるまで続ける。入館は有料。ぬりえイベントへの参加は無料となる。

 問い合わせはフクレル、電話(48)9226へ。

 

写真(クリックで拡大)=駅名標など貴重な品が並ぶ

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