コロナ禍で数年ぶりの再開 高齢者生活支援施設きららで、流しそうめん復活
2025年07月09日 のニュース
京都府福知山市行積の高齢者生活支援施設きらら(荒木早苗施設長)は8日、風が吹き抜ける中庭で流しそうめんをして、利用者が暑い夏ならではの味を楽しんだ。
コロナ禍の期間中は中止していたが、利用者に涼をとってほしいと、数年ぶりに再開。7日から始め、10日までの昼食時に少人数のグループに分けて行うことにした。
職員が切り出し、節を取った長さ約8メートルの竹を調達。利用者は、竹を据え付けたテーブルの周りに座り、割り箸やフォークを使って流れてくるそうめんをすくい取り、味わった。職員は「上手、上手」「取れた、取れた」と利用者と喜び合った。鶏そぼろのおにぎりとスイカも一緒に食べた。
荒木施設長は「普段、食の細い方も行事食のときはたくさん食べていただくのでうれしいです」と話していた。
写真(クリックで拡大)=流れてくるそうめんを上手に取る利用者