スマホ講座の最終回でネットフリマ出品に挑戦 北陵地域公民館
2025年06月25日 のニュース
京都府福知山市坂浦の北陵地域公民館(西田好孝館長)でこのほど、スマホを使ったフリーマーケットアプリ講座の最終回が開かれた。和やかな雰囲気の中、受講生たちはスマホと“にらめっこ”しながら、実際に出品作業に挑戦した。
公民館が企画する全3回の講座。今回は市内の50代から70代までの6人が参加した。初回と2回目は、エックスモバイル福知山店=厚中問屋町=の大橋秀明店長から、アプリの特徴やダウンロードの方法を教わった。
最終回は、ケータイの達人福知山店=駅南町=の塩垣元浩店長を講師に迎え、出品への準備から始めた。
商品撮影は丁寧に
商品撮影は白い背景で、傷や汚れのある箇所もしっかりとアップで丁寧に写すことが重要だとし、「写真が分かりづらいと、質問が増えたり、トラブルにつながったりします」と注意を促した。
さらに、商品情報をAI(人工知能)で自動入力する機能や、出品から配送までの流れを説明。受講生たちは撮影ボックスを使って実際に商品を撮影し、出品までを体験した。 塩垣店長は「信頼が何より大切です。ルールとマナーを守って、気持ちの良い取引を楽しんでほしい」と呼びかけた。
初めて講座に参加した女性(72)=天座区=は「自作のハンドメイド作品を販売したくて参加しました。先生の説明がとても分かりやすく、最終日にはネックレスを無事出品できました。どんな反応があるか楽しみです」と笑顔を見せていた。
写真(クリックで拡大)=塩垣店長(右)から丁寧に教わる受講生たち