歌って踊って交通安全学ぶ 園児たち元気に練習 福知山署が楽曲制作

2025年06月26日 のニュース

 福知山署(建井秀之署長)は、子どもたちが歌や踊りを楽しみながら交通安全について学べる歌「あおぞらの下あるこう!」を新たに制作した。24日には同署交通課の署員らが京都府福知山市岡ノ一町の福知山幼稚園を訪れ、4、5歳児クラスの園児たち計35人と一緒に歌や振り付けの練習をした。

 歌の作詞・作曲は、音楽療法カウンセラーの資格を持ち、京丹後市を拠点にウクレレ教室などを開いているMaiさん。署員の一人と交流があることから依頼を受け、「横断歩道を渡る前には立ち止まる」「手を挙げて渡る」といった道路での注意点を歌詞に盛り込み、軽快なリズムに乗せて楽しい曲に仕上げた。

 この日、初めて歌の練習をした園児たちは、まず署員から歌詞に込められた意味を聞いたあと、Maiさんのウクレレ伴奏に合わせて一節ごとに歌詞を確認。歌詞カードを見ながら通しで歌えるようになると、徐々に歌声も大きくなっていった。

 また、署員が考えた振り付けもあり、園児たちは手本の動画を見ながら左右を確認したり、歩くポーズをとったりして、元気いっぱいに体を動かした。

 同園の園児たちは今後も練習を続け、9月に市内である「秋の全国交通安全運動」のスタート式で歌を披露する予定。

 5歳児クラスの女の子は「踊ったり歌ったり楽しかった。歌も覚えられるように頑張って練習したいです」と笑顔で話していた。

 

写真(クリックで拡大)=歌の練習をする子どもたち

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