丹鉄大江駅に鬼が出現 今春の卒園児が手作りの鬼を寄贈

2025年05月29日 のニュース

 京都府福知山市下地の中六人部保育園(中嶋彰宣園長)は27日、大江町の酒呑童子祭り実行委員会に、端切れなどを材料にした鬼のつくりものを寄贈した。大江山の鬼・酒呑童子を思わせる風貌で、しばらくの間、京都丹後鉄道宮福線・大江駅で展示される。

 鬼のつくりものは、今春卒園した元園児13人が製作した。牛乳パックを土台に、新聞紙で肉付けして胴体や手足を形作り、その上に赤い端切れを貼って鬼の姿に仕上げた。

 髪の毛は毛糸を、目や鼻、きばの部分はフェルトの布を使用。トラのパンツをはき、段ボールや画用紙、新聞紙などでこしらえた杯や金棒を持たせている。

 大きさは縦約1メートル、横約70センチあり、細かい部分は保育士らの手を借りて完成させた。昨年10月に六人部コミセン祭りに出展した後は園で保管していたが、イベントなどで活用してもらえれば-と、寄贈を思い立った。

 27日は大江駅前の鬼瓦公園に年長児17人が訪れ、同実行委の迫田厚事務局長(75)に、「よろしくお願いします」と、鬼のつくりものを贈った。

 迫田事務局長は「つくりものは出来が良く、イベントや祭りの時などに展示して、多くの人たちに見てもらいたいです」と話している。


写真上(クリックで拡大)=園児たちが訪れ寄贈した
写真下(クリックで拡大)=青鬼も興味津々の鬼のつくりもの

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